虹の糸でんわ
2011-08-24


日本児童ペンクラブ編著「虹の糸でんわ」。
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顧問の漆原智良先生による、発刊のお祝いを巻頭に、11編の童話、5編の詩、5編のエッセイで構成されています。
童話の中に、ノンちゃんこと、あだちわかなさんの「じいちゃんの消しゴム活字」が収録されています。
ノンちゃんは、季節風の友人であり、学校図書館の司書もしています。
活版印刷の技術を持つじいちゃんは、今ではその腕前を生かす場面はありませんが、情熱をもって若い人たちに伝えていきます。
「活字に込められた声を、肌で感じてほしいと思います」の言葉が、強く心に残りました。
孫の結衣が、消しゴムはんこで、じっちゃんの想いを受け継いでいくところが、心温まるラストシーンになりました。
ノンちゃん、おめでとうございます!

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