はやぶさの大冒険
2010-09-24



禺画像]
わが市にやってきたカプセルは見れなかったが、本だけは読んだ。
「はやぶさが小惑星をピタリととらえるのは、東京から2万キロ離れたブラジルのサンパウロの空をとんでいる体長5ミリの虫に、弾丸を命中させるようなもの」・・・本当にすごいことなのだ!
小惑星には、炭素が主体のCタイプ、石英質が主体のSタイプ、鉄やニッケルのMタイプがあり、はやぶさはSタイプであった。
地球を利用して方向転換と加速も行う「スイングハイ」という航行。
イオンエンジン、中和器による画期的生還。
科学者の英知が結集するスタッフは、最後には中和神社のお札を飾ったという、神頼みがほほえましい。
日本人独自の視点が、意外なところにも使われていた。
イトカワに着陸する際、地面に落とすマーカーには、引力の小さい地面からの跳ね返りを防ぐためにお手玉の原理が使われた。
帰還したカプセルのふたを、上空から探査する訓練には、赤外線を出す湯たんぽも使われた。
一時は交信も途絶え、宇宙をさまよったはやぶさ・・・・。
おかるの頭も、専門的な記述になんどか意識を失いながら、無事最後には、はやぶさとともに地球に生還した!
[読書]

コメント(全0件)


記事を書く
powered by ASAHIネット