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去年初めて結実した枇杷の実。
誰の口にも入らずに、何者課の腹の中に消えていった・・。
今年は、同じテツは踏むまいと、おかるが目を光らせる。
枇杷の実は、おかるの大好物だもの!そうべえに、うれしい報告をする。
「お前さん、今年はちゃ〜んとなってたよ!枇杷の実が5個!」
「ほう、おらは気がつかねかった。よかったなや。でも、念のため鳥よけネットをかけておいたほうが良いぞ」
しばらくして、草刈から帰ったそうべえがおかるに声をかけた。
「枇杷のみうまかったぞ!」
「ひえ〜!お前さん、くっちまったの〜!?」
「熟したのを2個な・・・」
鳥よけネットより先に、そうべえさんよ、お前さんが食っちまったんだね!?
おかる、ちょっぴりうらめしい思いを胸に、残り3個を死守すべく、ネットをかけに行ったのであった。